マスクがたるみにつながる??

一年中マスク着用の「新しい生活様式」になってから、鏡の前に立っても表情の変化になかなか気づかないものです。

話すときにマスク越しで意思が伝わりづらいのも当たり前になってしまったし、そもそも人と会う機会が限られている…。
お顔の肌はエイジングの一途をたどっていくばかりです。
でも…なぜ、マスクをしているとエイジングが加速してしまう危険性があるのでしょうか。

鏡でチェックしなくてもわかる「たるみ」のサイン

入念に行うようになった「手洗い」タイムでさえ、マスクをしていると自分の表情が見えないものですが、実は鏡をチェックしなくても「たるみ」のサインは出ているのです。

口呼吸による舌の位置の変化

マスクを常にしていると息苦しく感じるので、睡眠の質の向上や血流改善によいとされる鼻呼吸より口呼吸の方がどうしても楽に感じると言われています。

知らぬ間にマスクの下で口が軽く開いていたりしませんか?
鼻呼吸では舌が上顎の「口蓋(こうがい)」に接する正しい位置にあるものですが、口呼吸だと舌先が下の歯に落ちてしまいます。
これが、口の周りの筋肉に影響が出てくるのです。

頬の内側を嚙みやすくなった

頬には「頬筋(きょうきん)」という筋肉があります。
頬筋が使われないと外の皮膚と同じように内側の粘膜もゆるんでしまうので頬の内側を噛んでしまうことが増えてきます。

マスクで表情筋が衰えやすくなった理由

顔には約30種もの表情筋があります。
骨と骨についている身体の筋肉と違い、表情筋は頭蓋骨の上に乗っているイメージで骨と皮膚についています。
表情筋には終わりと始まりがないため、支える力が弱く衰えやすいと言われています。

特に、たるみに大きく影響があるといわれる顔の筋肉は「口輪筋(こうりんきん)」と「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」です。
「口輪筋」を中心に約7割の表情筋が放射線状に接しています。
「大頬骨筋」はそのひとつで、口角からこめかみに向かってつながっている顔の中でも大きな筋肉になります。

日本人は表情筋の2、3割しか使えていない?

ただでさえ日本人が苦手な英語の「r」のように発音が難しくない日本語は、表情筋の約2、3割しか使えていないのだとか…。

マスクをするのが当たり前になって、表情を作らずにコミュニケーションを図ることが多くなり、表情を動かすことがさらに少なくなったことで、表情筋が衰えてフェイスラインのたるみへと繋がってしまうのです。

表情筋を筋トレするには

口内で舌を廻したり、顔を上に向けて舌を出したり、意識的に表情を動かしたり…。
調べれば様々な顔の筋トレ方法が出てきますが、効果が出るまでの道のりが遠いだけに長続きするか不安になりますよね。
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キュッと引き締まったフェイスラインを目指したい!

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マスクを外せるようになったとき、見た目年齢が加速していた…ということがないように、プロの手を借りながらエイジレスな美肌を目指していきましょう。

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